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iPadとダイナブック

ついに米国でiPadが発売された。

なかなか順調な販売状況だそうだ。数週間後に3G通信モジュール内臓タイプも発売されるので、さらに売れることだろう。

ところでこのiPadだが、多くの人が、アラン・ケイが1972年に描いたダイナブックに似ていると感じたようだ。確かに、サイズも機能も似ている。

アラン・ケイはその後、暫定ダイナブックとしてAltoを開発したのだが、ジョブズは1979年にAltoを見たという。

暫定ダイナブックであるAltoを見てから、ジョブズは30年かけてダイナブックを作り上げたのだろうか。

と、ここまでは良いのだが、問題はプログラミング環境だ。

ダイナブックは、プログラミングによりシステムそのものを再定義できる機能をもち、さらに、子供でもプログラミングできることを目指していたはずだ。

現在のiPadにはその要素が抜けている。

そもそもアップルはMPAモデルにより収益を得ようとしているのだから、ユーザが勝手にシステムを書き換えたり、アプリケーションを作ってしまう状態は望んでいないはずだ。

もしかしたら、Smalltalkを乗せてくるのか?

あるいはブラウザで動くWebクライアントの開発環境を乗せてくるのか?

と興味はつきない。

この後、どんなiPad用のプログラミング環境が出てくるのかが楽しみだ。

★WOZ★

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コメント

iPhone/iPod touch/iPad用のSqueakは既に存在しています。 http://isqueak.org/ 残念ながらお察しの通り、Appleが許さないのでApp Storeにはありません。しかし、なぜかこれで作られたScratchビューワは審査を通りました。 http://www.mobilewikiserver.com/Scratch.html iPad上ではプログラムが書けないよう制限されていますが、ユーザがPCやMacで作った任意のプログラムを実行できます。つまり、かつてのHyperCardとLiteのような関係で、結構大きな穴が開いたと感じています。
アランさん自身はDynabookの文脈とは別にiPadを褒めています。 http://togetter.com/li/13040

投稿: abee | 2010年4月 8日 (木) 19時38分

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